技術を学ぶ翻訳者養成講座
【工業技術編】
【工業技術編】
2.1 ボルトとナット (bolt and nut)
ボルトは2つ以上の物体を接合するのに使います。右図に代表的な形を示します。ボルトの頭部(通常は6角形)から丸い棒が出ており、棒の周りはでこぼこしたネジ (thread) がついています。 ナットはボルト頭と同じような形をしており、中に穴があいています。ボルトのネジ山とぴったり合うようにネジ (thread) がついています。 ボルトとナットを合わせてどちらかを回すと、ナットはボルトのネジの上を移動します。このボルトとナットを組み合わせて物体の接合を行います。 ボルトの大きさはネジの外径寸法とネジ下部の長さで表します。「M10×30」というボルトはネジの外径寸法が 10 mmで、ネジ下(した) (全長からボルト頭の厚さを引いた部分)の長さが 30 mmのボルトを意味します。 |
技術翻訳のトランスワードが発行している書籍「技術を学ぶ翻訳者養成講座【工業技術編】」の一部を掲載しています。
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